感染者数は全国的に増加傾向 九州、中国・四国などで増加幅大きく
新型コロナウイルスの新規感染者数は全国的に緩やかな増加傾向が続いていて、九州、中国・四国など一部地域では増加幅が大きくなっています。
厚生労働省によりますと、今月9日までの1週間に、全国の定点医療機関が報告した新型コロナの新たな感染者は、ひとつの医療機関あたり平均9.14人で、前の週のおよそ1.26倍でした。
九州地方や中国・四国地方では増加幅が大きく10人を超える地域もあり地方部での増加がみられます。一方、増加が続いていた沖縄県では41.67人で前の週のおよそ0.86倍と減少しています。
厚労省は、「全国的に緩やかな増加傾向が続いている。減少に転じた沖縄を含め、引き続き感染状況を注視する」と説明しています。