たくさんのポケットがついた釣り用のフィッシングベストですが、いま利用しているのは釣り人だけではありません。若者の間でファッションとして取り入れられています。その着こなしをベテランの釣り人たちに評価してもらいました。

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夏休みまっただ中の12日。横浜市の海沿いでは朝から多くの人が釣りを楽しんでいました。中にはポケットがたくさんついたベストを着ている人の姿もありました。

釣り人（50代）
「中はラインとか、重り、針とか。道具入れ、基本的に。ここにあった方が、釣りしながらいろいろしやすいので必須アイテム」

釣り人（70代）
「メッシュになっていて涼しいんです」

釣り人が愛するフィッシングベスト。12日、そのベストを着た人が海とは縁遠い原宿にいました。

「釣りはいかないんですけど、結構かわいくて。小物とかが入るので便利」

いま、フィッシングベストが若者の間でブームになっているといいます。このことを釣り人に伝えてみると…

釣り人（50代）
「キテる！？昔、山ガールという女性のファッションがあったけど、いま釣りがキテるんですね。それもいいですね。脚光をあびるというか、気になるアイテムになっているのはうれしい感じがする」

実際に若者のファッションを見てもらいました。

釣り人（70代）
「いいんじゃない？かわいい！」

釣り人（70代）
「これはちょっとやぼったい感じだね」

若者の着こなしにベテランたちも賛否あるようです。

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原宿の洋服店ではこの夏、フィッシングベストの売り上げが伸びているといいます。

スピンズ広報 弓削七星さん
「昨年に比べると2倍から3倍は伸びていますね」

人気の理由は、やはり収納力です。フィッシングベストを着れば、かばんが小さくても心配が少ないといいます。

別のお店でも…

店員
「ものいれてもボリューム感でるので」

お客さん（20代）
「え～、どうしよう」

友人にも着ている人が増え、ほしくなったという男性。迷うこと数分、フィッシングベストを購入しました。

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若者を中心に人気となっているのは、他にもあります。

記者
「足袋のような靴を履いていますね」

親指が分かれた、足袋のような靴を履く人の姿がありました。

大学生（20代）
「形が私は好き。あと履きやすさ。白い靴ってみんな履いているじゃないですか、だから足袋型いいな」

土木作業などにも使われる足袋のような靴。機能性もあり、個性的なデザインが魅力のひとつだといいます。

都内の靴店では足袋のようなサンダルが売られていました。

SNEAKERS by emmi 吉冨薫さん
「特徴的なデザインと、ほかのサンダルにはないやわらかさ、クッション性が人気です」

数年前から人気となっていて、カラーバリエーションも増えているといいます。

ファッションの選択肢はますます広がっていきそうです。