入浴剤を入れたよう…川に突然の異変 “鮮やかな緑”に染まる 上流周辺に“赤い粉末”も 奈良・生駒市
奈良県生駒市内を流れる竜田川と、その上流にあるモチ川で異変が起きています。
5日午後3時ごろ、その川を訪れると、最初の発見から10時間以上経過していましたが、川は緑色のまま流れ続けていました。小さな川は一面、緑色に染まり、それはまるで川に入浴剤を入れたような鮮やかな緑色です。
近所の人
「気持ち悪いというか、不思議というか」
「きれいな色です」
生駒市などによると、5日午前5時すぎ、近くを通りかかった人が発見し、連絡しました。簡易検査の結果、毒性は確認されておらず、現在も魚などが泳いでいるのが確認されたということです。
詳しい原因についてはわかっていませんが、竜田川の上流の「モチ川」周辺には赤い粉末状のものが落ちていて、水をかけると緑色に変色したということです。
あたり一面が緑色に染まった川を前に、近所の人は…
近所の人
「びっくり。どういう原因でしょうね」
「見たことない。誰かが何かまいたんかな」
現在も2つの川では、県や市による清掃や変色した原因の調査などが進んでいます。市は「農業用水も含めて、安全性が確認されるまでは使用を控えてほしい」と呼びかけています。