秋篠宮家の二女、佳子さまを乗せ経由地の米・ヒューストンからペルーに向かう飛行機は、機材トラブルのため引き返した後、乗り換えた機体にも再びトラブルがあり、結局、出発を取りやめました。アメリカ・ヒューストンの空港から、宮内庁担当の笛吹雅子記者が報告。

アメリカのヒューストンは2日の深夜2時になろうというところです。今から1時間ほど前、佳子さまの乗られた飛行機のキャンセルが伝えられ、私も同行していたんですが、乗客は皆降りました。佳子さまは空港近くのホテルに移動し、休まれているということです。

機体を変えても飛ばないという異例の事態となりました。2度目の飛行機は機材トラブルとしか詳しいことは分からないのですが、機内に2時間半以上いたことになります。

佳子さまは日本を出発した時と同じ、ペパーミントグリーンの色のスーツ、ベージュのパンプス姿で、一度目に飛行機が飛ばなかった時にも空港で疲れを見せない笑顔でにこやかに応じられていました。夜になり冷えてきたので、紺色のカーディガンをはおられていました。日本をたってから丸一日と5時間がたっています。長旅となりました。

アナウンスでは当初予定されていた便と同じ時間の翌日に振り替えるとしていますが、それだと佳子さまは、日本人が移住して100周年の記念碑への献花や、ペルー政府主催の外交関係樹立150周年記念式典に出席できないことになり、現在、宮内庁と外務省が対応を苦慮しています。空港の搭乗口付近に集まって打ち合わせをしている様子がみられました。

あすは政府主催の大変大切な行事だっただけに、対応に苦慮している様子です。側近は、お疲れだろうと思うと話しています。