“震度6強”から1週間…福島各地で復旧作業 避難所でテント生活続く人も
福島県沖を震源とし宮城県と福島県で最大震度6強となった地震から、23日で1週間です。福島県内では、各地で復旧作業が続いています。
16日に起きた地震では、福島県相馬市などで最大震度6強を観測しました。福島県のまとめでは、この地震で1人が死亡、けが人は99人にのぼります。
甚大な被害を受けた相馬市では、現在も29世帯74人が避難所に身を寄せています。避難所では感染症対策やプライバシーを守るため、テントでの生活が続いています。
一方、須賀川市の施設では、地震の影響でスプリンクラーの配管が壊れ、水が漏れ出ました。施設内にあるおよそ2000冊の本が水にぬれ、職員が乾かす作業などを進めています。
地震で被害にあった公共施設などは317棟にのぼっていて、今後も増えるとみられています。