永岡文科相、“統一教会”に「質問権行使」今月中にも諮問の考え
永岡文部科学相はいわゆる統一教会に対して、宗教法人法に基づく質問権の行使をすると明らかにしました。
永岡文科相「統一教会に対して、報告徴収・質問権を行使することとし、できるだけ速やかに宗教法人審議会に具体的な事項とその理由を諮問したいと考えております」
文部科学省は、世界平和統一家庭連合、いわゆる統一教会やその信者に関して、不法行為責任や使用者責任を認めた民事判決が計22件あることなどが、質問権行使の基準要件に当てはまると判断したということです。質問権の行使は法改正で1996年に規定ができて以来、初めてです。
永岡文科相は今月中にも質問案などを宗教法人審議会に諮問したい考えで、統一教会に対し、年内に質問権を行使した調査を行いたいとしています。