福島・大熊町 復興拠点30日に避難指示解除へ
福島第一原発が立地する福島県大熊町は、帰還困難区域の一部で今月30日に避難指示を解除することにしました。
避難指示が解除されるのは、大熊町の帰還困難区域のうちJR大野駅周辺などに設けた特定復興再生拠点区域およそ860ヘクタールです。
16日、国の石井原子力災害現地対策本部長と県の鈴木副知事が大熊町を訪問し、吉田町長が提案した今月30日午前9時の解除に合意しました。
吉田淳町長「町民の帰還、町の復興がさらに進むと期待している」
解除される地域にはおよそ2200世帯・6000人が住民登録し、現在、行われている準備宿泊には18世帯49人が登録しています。