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天皇ご一家、静養先の御料牧場を散策 愛子さまは就職後“初の休暇”

2024年5月2日 20:18
天皇ご一家、静養先の御料牧場を散策 愛子さまは就職後“初の休暇”

天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、2日から栃木県にある御料牧場で静養に入られました。愛子さまにとっては、就職後、初めての休暇となります。

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栃木県にある宮内庁の御料牧場。午後4時20分ごろ、天皇皇后両陛下と長女の愛子さまが到着し、出迎えに笑顔を見せられました。

皇后さま
「緑が今鮮やかで、きれいな空気を吸って」

出迎え
「現在もジョギングなどされていますか?」

陛下
「やっています」

出迎え
「ぜひこのきれいな空気の中で、ジョギングを楽しんでいただければと思います」

愛子さま
「サイクリングも」

皇后さま
「サイクリングも気持ちいいですね」

2日から、御料牧場で静養に入られた天皇ご一家。午後5時半ごろ、3人そろって牧場内を散策されました。

皇后さま
「しっぽふってる、子馬が。見える?」

今年、日本赤十字社に入社された愛子さまにとっては、就職後、初めての休暇となります。

愛子さまが初めて御料牧場に来られたのは、生後約11か月の2002年。両陛下は、愛子さまを交互に抱かれるなど、仲むつまじいご様子でした。

愛子さまは、牛を見つけると、声を出したり、身を乗り出されたり。さらに、牛に触ろうとして、手を伸ばすなど、大変興味を示されていました。皇后さまは愛子さまに優しく語りかけられていました。

「牛さんいたね。牛さん、皆休んでますね」

ご一家は、コロナ禍前は毎年、御料牧場で静養されてきましたが、感染拡大後は控えていて、4年ぶりとなった去年のご静養では、両陛下にこんなハプニングが…

陛下
「あそこにちょっと桜が… ごめんなさい」

皇后さま
「ごっつんこ」

天皇陛下と皇后さまの頭がぶつかり、お互い、ほほ笑まれる場面が話題となりました。

宮内庁は、去年のご静養の際に御料牧場内で撮影された、天皇ご一家のプライベートな写真を公開しています。

ご一家は自転車で牧場内を移動し、子馬やこの日生まれたばかりの子牛と触れ合われる姿も。この子牛には、愛子さまが両陛下と相談し、「レインボー」と名付けられたということです。

写真には鶏卵やタケノコ、イチゴの収穫を楽しむ様子もあり、家族水入らずでリラックスされた笑顔もありました。

今年も、栃木県にある御料牧場で静養される天皇ご一家。御料牧場は、皇室のための乗馬用の馬を飼育しているほか、皇室用の肉、卵、野菜などの生産を行っていて、食肉や乳製品などは、宮中晩さん会や園遊会でも提供されます。