岐阜 未明から地震30回…群発地震移動か
19日未明から岐阜県高山市で地震が頻発していて、専門家は、今後も同規模の地震が続く可能性があるとしています。
気象庁によりますと、19日午後1時13分頃に地震があり、岐阜県高山市で震度4、飛騨市で震度3を観測しました。震源地は岐阜県の飛騨地方で、震源の深さは10キロ、地震の規模を表すマグニチュードは5.3と推定されます。
その後も飛騨地方を震源とする地震が相次ぎ、高山市では午後2時半前後で2度、震度3を観測しました。いずれも津波の心配はありません。
高山市では19日未明から30回以上の地震が観測されています。
専門家によりますと、先月下旬から長野県側で起きていた群発地震の震源地が徐々に移動してきたということで、今後、同じ規模の地震がしばらく続く可能性もあるということです。