東京オリンピックの大会エンブレムと、新型コロナウイルスをかけあわせたデザインが日本外国特派員協会の会報誌に掲載され、大会組織委員会は著作権の侵害にあたるとして取り下げを求めました。

日本外国特派員協会の会報誌に掲載されたのは、大会の市松模様のエンブレムに似たデザインに、新型コロナウイルスを表す「ＣＯＶＩＤ－１９」の文字が記されています。

大会組織委員会は「世界中で多大な被害がもたらされている中で、大会の象徴であるエンブレムと関連づけたデザインを掲載したことは誠に遺憾」と不快感を示しました。

また、「エンブレムに依拠したこともあきらかで著作権法上の著作権の侵害にあたる」として、協会側にデザインの取り下げを求めたということです。

日本外国特派員協会は、現在、対応を協議中としています。