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日産 新エンブレムの新型電気自動車を発表

2020年7月15日 21:46
日産 新エンブレムの新型電気自動車を発表

日産自動車はゴーン体制時代から続いていたエンブレムを一新し、新たなエンブレムをつけた新型の電気自動車を発表しました。

日産は今回発表した新型車を「新たな日産」の象徴と位置づけ、ゴーン体制の下、2001年から使っていたエンブレムを19年ぶりに一新しました。日産の内田社長は日本テレビのインタビューに対し、今回のエンブレムの変更について決意を込めたものだと語りました。

内田誠社長「今回『アリア』から日産の顔である新しいロゴを取り入れています。今後さらにお客様にいろんな価値を提供していくということで、それを示した決意が込められているロゴです」

またゴーン体制時代に手薄になっていた日本市場について、内田社長は、最優先市場に位置づけるとしています。

内田誠社長「やはりホームマーケットの日本で、我々日産の日産らしさをご提供できないと、世界で展開していくのは難しいと思います」

今回の新型車のデザインは、外装には日本の伝統的な組子模様をあしらい、内装も「間」を意識した空間づくりを採用するなど、日本市場を意識したものとなっています。

内田誠社長「日産が成長していく、その将来のモデル、日本市場含め。日産はこんなもんじゃないんですよと、ぜひお伝えしていきたいし、『やっぱり日産よかったね』と僕は言って頂きたいんです」

また、今後成長が見込める電気自動車などのモーターで動く車種の開発を進めていきたいと語りました。

内田誠社長「この車、実際に運転しましたけども、加速性能においてはフェアレディZに匹敵するぐらいの速さがありますし、電気自動車ならではの静かな車でもあるんです。環境への対応で最も有効的だと思われる電気自動車の市場をさらに広げていきたい」

日産は、今回発表された新型車を含む電動車の販売を昨年の5倍となる年間100万台以上を目指すということです。