秋篠宮さまの発言に宮内庁長官「反省しています」~“宮内庁は女性皇族の考えを知っておく必要がある”という主張に対し
先月、秋篠宮さまは誕生日の会見で、『女性皇族が結婚後も皇室に残る案』の議論について、「宮内庁の然(しか)るべき人たちは、(女性皇族の)考えを知っておく必要がある」と主張されました。これに対し12日、宮内庁長官は、「十分お話をお伺いする機会はそうはなかった。反省しています」と認め、今後努力して機会を設ける考えを示しました。
秋篠宮さまは先月行われた誕生日の会見で、皇族数確保について国会の与野党協議で議論されている『女性皇族が結婚後も皇室に残る案』について問われた際、「該当する皇族は生身の人間なわけで、少なくとも、そういう人たちを 生活や仕事の面でサポートする 宮内庁の然るべき人たちは、 その人たちがどういう考えを持っているか理解して、若しくは知っておく必要があるのではないか」と話されました。
西村泰彦・宮内庁長官は、12日の定例会見でこの発言について質問を受け、「殿下(秋篠宮さま)の言うことはその通り。十分にお話をお伺いする機会というのはそうはなかったというふうに反省しています」と述べました。その上で、今後、女性皇族の考えを聞く機会を設けるよう努力していく考えを示しました。