ロードマップ最終案 営業時間を段階的緩和
東京都は、政府が「緊急事態宣言」を解除した後、休業要請などの緩和基準となるロードマップの最終案をとりまとめました。飲食店の営業時間については、まずは「午後10時まで」とし、その後、「午前0時まで」と段階的に緩和していきます。
東京都独自のロードマップでは、政府の宣言解除後に、新型コロナウイルスの感染者数などの状況をみながら、休業要請をステップ1から3まで、段階的に緩和します。
ステップ1では、動物園や水族館の再開のほか、飲食店は、午後10時までの営業と酒類の提供を認めます。また、都立学校や大学などは、分散登校などを行いながら再開させます。
ステップ2では、入場制限などをした上で、劇場や映画館、商業施設を再開させ、ステップ3では、ライブハウスなどのクラスターが発生した施設を除き、遊園地やパチンコ店といった遊戯・遊興施設を再開させます。また、飲食店の営業時間も午前0時まで拡大させます。
一方、都内の感染者数の状況については、東京湾にあるレインボーブリッジのライトアップを使って示す予定で、再び感染拡大の兆候がみられた場合には、レインボーブリッジが赤色になるということです。
都は22日、対策本部会議をひらいてロードマップを正式決定します。