夕張メロン初競り コロナで価格1/40に
札幌の市場では、初夏の味覚・夕張メロンの初競りが開かれました。ただ、競り落とされた価格は去年の40分の1の12万円。ここにも新型コロナウイルスの影響が出ています。
威勢の良い声が響く市場。「夕張メロン」の初競りです。今年は初出荷の数こそ去年より少ないものの、その大きさは、例年になく大きく育ったということです。
一番に競り落とされたメロンの価格は、2玉で12万円。過去最高だった去年の500万円と比べると、およそ40分の1。新型コロナウイルスの影響が色濃く出た初競りとなりました。
札幌みらい中央青果・木澤岳志さん「インバウンドが来ない、観光客も来ない。これが世相を表しているのかな」
市場での競りは、感染防止のため1か月以上中止になっていましたが、夕張メロンだけは、対策を講じ特別に開かれました。出荷は、8月いっぱい続くということです。