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家の時間多く…高齢者の転倒など事故に注意

2020年5月28日 16:26

新型コロナウイルスの感染防止で高齢者が、家で過ごす時間が多い中、NITE(=製品評価技術基盤機構)は、屋内での転倒や運動器具による事故に注意を呼びかけています。

NITEによりますと、昨年度までの10年間で高齢者が椅子や踏み台から転倒するなどの屋内事故が790件あったということです。死亡や重症事故は6割近くしめ、261人が亡くなっています。

また、運動器具を使った事故も起きているということです。ルームランナーによる事故が最も多く、素足で使用してやけどを負ったり、筋肉を刺激するEMS機器を使い骨折したケースもあるということです。

最近は、新型コロナウイルスの感染防止で屋内で運動器具を使う機会が増えていることなどから、NITEは、体力や健康状態に合った製品を選ぶよう改めて注意を呼びかけています。