かごしま国体・大会 今年秋の開催断念
今年10月に、鹿児島県で開催予定だった、国民体育大会と全国障害者スポーツ大会について、主催団体の日本スポーツ協会や鹿児島県などが会見し、今年の秋には開催できないと判断したと発表しました。
「かごしま国体」と、全国障害者スポーツ大会の「かごしま大会」について、日本スポーツ協会と日本障がい者スポーツ協会の会長のほか、スポーツ庁の鈴木長官、鹿児島県の三反園知事の4者が会見し、当初の開催予定である10月をふくめた、今年秋の開催はできないと判断したことを発表しました。
判断の理由として、選手や関係者、観客、のべおよそ80万人が移動することにともなう感染リスクが払拭できないことや、離島の会場もあり、医療体制に不安があること、4月の時点で6割以上の予選会が中止や延期となっていること、選手が練習できておらずケガのリスクがあることなどが説明されました。
一方で、「かごしま国体」と「かごしま大会」は延期することとし、具体的な開催時期については、可能な限り早期に結論を得るべく、引き続き調整・検討するということです。