発表されたら対策を!「熱中症警戒アラート」きょうから運用開始
熱中症の危険性が高いと予測された場合に発表される「熱中症警戒アラート」の今年度の運用が、26日から始まります。
環境省と気象庁は、4月26日から10月25日まで、今年度の熱中症警戒アラートの運用を行います。
熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高いと予測される場合に熱中症の危険に気づいてもらい、予防のための行動を促すため、発表されるものです。前日の午後5時ごろと、当日の朝5時ごろに、気温・湿度・輻射熱の3つを取り入れた指標である暑さ指数(WBGT)が33以上になると予測された場合に発表されます。
環境省などによりますと、去年は全国を58の地域に分けたうち、46の地域で発表され、発表回数はのべ889回でした。
環境省と気象庁は、熱中症警戒アラートが発表されたときは、
▼不要不急の外出を避け、昼夜を問わずエアコン等を使用する
▼高齢者、子ども、障害者等に対して周囲の方々から声かけをする
▼エアコン等が設置されていない 屋内外での運動は、原則中止・延期をする
▼のどが渇く前にこまめに水分補給をする
といった、熱中症を予防するための行動を呼びかけています。