東京など首都圏の人出はどう推移しているのか。日本テレビのインターネット特設サイト「データとグラフで見る新型コロナウイルス」で最新のデータで見てみます。

新宿駅の２日までの約２か月間の人出の推移を見ると、緊急事態宣言が出ていた頃、周期的に特に大きく人出が減っているのは土日です。その後、５月２５日に宣言が解除されると、徐々にグラフは上昇し、２日の人出の減少率は２０％でした。ここで注目するのは週末の人出です。宣言の解除を境に傾向が逆転し、最近は週末のたびに平日より逆に人出が増えるようになっているのが分かります。

千葉駅では、この１か月は人出の減少率が１０％程度で推移していて、２日は４％でした。感染拡大前に近い状況まで人出が戻っています。そして、千葉駅でもこのところ、週末に人出が大幅に増えるようになっていて、この２週間は土曜日のたびに感染拡大前のレベルを超えています。

横浜駅は５月２５日の緊急事態宣言解除後、人出は大幅に戻っていますが、やはり週末の人出が平日より増える傾向に転じています。横浜でもこの２週間は、土曜日のたびに大幅に増え、感染拡大前のレベルを超えています。２日の人出はすでに感染拡大前より１％増えている状況でした。

これから週末を迎えます。マスクの着用はもちろん、３密の回避など、新しい生活様式を引き続き意識しましょう。