東京で過去最多の感染者 通勤客は不安の声
東京都で9日、1日あたりの感染者が過去最多の224人となる中、政府は10日から5000人規模のイベント開催を認め、社会経済活動の再開をさらに進めました。10日朝、通勤客からは不安の声が聞かれました。
午前8時ごろのJR品川駅では、9日に都内で224人の感染者が確認されたことや、10日からイベント開催の制限が緩和されることについて、通勤客からは不安の声が聞かれました。
通勤客「(Q.224人の感染者数について)ちょっとびっくりしました。気をつけないといけないという気持ちは強い」「(Q.大規模イベントの再開について)ここで緩和するのはどうなのと。ちょっと方針間違ってないか」
内閣官房によりますと、今月に入ってからの品川駅周辺の午後3時台の人の流れは、去年の同じ月と比べて45%から50%程度の減少で推移しています。
一方で、感染者が相次いでいる新宿・歌舞伎町では、都内の感染者が224人と発表された後の9日夜も人の流れが増えていて、午後7時台に歌舞伎町にいた人は3万5804人で、8日より約6%増えました。