「はやぶさ2」12月に地球帰還へ
小惑星で砂などを採取した日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が、今年12月、地球に帰還することになりました。
JAXA(=宇宙航空研究開発機構)は14日、小惑星リュウグウを去年11月に出発した「はやぶさ2」が、今年12月6日に地球に帰還する予定になったと発表しました。
「はやぶさ2」は、リュウグウで採取した砂や岩石などが入っているとみられるカプセルを地球の近くで分離し、大気圏に突入させるということで、そのカプセルはオーストラリア南部の砂漠で回収される予定です。カプセルを分離した後、「はやぶさ2」は新たな探査を行う予定ですが、詳細は検討中だということです。
リュウグウから持ち帰った砂などを分析することで、太陽系や生命の起源の謎に迫る科学的成果が期待されます。