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今年の“熱中症疑い”死者、埼玉は3人 50代男性は設置のエアコン使用せず

2022年6月30日 15:41

記録的な厳しい暑さが続く中、東京23区では今月、熱中症で死亡した人が11人にのぼることがわかりました。このうち5人は家にエアコンがあるにもかかわらず使っていなかったということです。

東京都監察医務院によりますと、東京23区内では今月、40代から90代までの男女11人が熱中症で死亡したということです。年代別では70代・80代が4人ずつ、40代・60代・90代がそれぞれ1人で、高齢の方の割合が高くなっています。また、室内で発症した人が9人で、うち5人はエアコンが家にあるにもかかわらず使っていなかったということです。

東京消防庁は、こまめな水分補給といった早めの熱中症対策などを呼びかけるとともに、救急車を呼ぶかどうか迷った場合は、相談ダイヤル「#7119」に相談してほしいとしています。

一方、埼玉県によりますと、今年に入ってあわせて3人が熱中症の疑いで死亡しているということです。このうち、29日に亡くなった50代の男性も、窓を開け、扇風機を使用していましたが、設置されていたエアコンは使用していなかったということです。

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