一部高速道路の最高速度120キロへ
高速道路の最高速度の上限が、120キロに引き上げられる見通しです。
高速道路の最高速度は、これまで新東名高速の一部区間などで試験的に100キロから120キロに引き上げられ、安全性の検証などが進められてきました。
警察庁によりますと、引き上げ前後で死傷事故の件数に、大きな変化はなかったということです。これを受け、道路の構造や事故の発生状況など、一定の条件を満たした高速道路について、警察庁は最高速度を120キロにできるよう基準を変更する方針です。
最高速度の引き上げ対象区間としては、試験的にすでに引き上げられている東北道の花巻南インターチェンジと盛岡南インターチェンジ間や、常磐道の柏インターチェンジと水戸インターチェンジ間などが想定されています。
また、新東名高速の御殿場ジャンクションと浜松いなさジャンクション間も、早ければ年度内に引き上げられる可能性があります。