【中継】被災地に大雪「道の亀裂」不安も…石川・内灘町の現在の様子は
25日にかけて厳しい寒さが続きそうです。石川県内灘町から中継です。
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私は午後6時すぎにここ、内灘町に来ましたが、みぞれのような雪が降ったりやんだりを繰り返していて、いまも冷たく強い風が吹いています。
こちら、雪が積もっているのは駐車場なんですが、よく見ると、地面が大きくめくれ上がっています。地震による液状化の被害で町のあらゆる箇所がこうしてひび割れていて、私たちの車も道の状況が悪いときには慎重に走らざるをえませんでした。
一方、向かいにあるのは県道です。雪はほとんど見られません。というのも、雪を溶かすために水をまく装置が設置されているからなんです。
ただ、こちらの脇道に入りますとこの装置が壊れていて、まだ車道に雪が残っています。
足下を見ましてもこのように雪が凍って硬くなりツルツルと滑りやすい状況になっているんです。
――ただでさえ液状化しているところに雪の影響。住民の方は不安ですよね。
この奥、倒壊した家屋が立ち並ぶ地域なのですが、住民の方にお話を伺うと雪で道の亀裂がどこにあるのか見づらくなっていて怖い、ただでさえ道路がガタガタとしているのにそこがさらに凍るとアイスバーンのようになって車が滑ってしまうのではないかなどと不安を口にしていました。
25日にかけても厳しい寒さが続くとみられていて、まだまだ警戒が必要です。