お盆休み 各交通機関、例年の混雑みられず
8日からお盆休みが始まりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、各交通機関とも例年の混雑はみられていません。
午前9時すぎの東京駅の新幹線のホームは、例年のこの時期に比べて乗客の姿は多くはありません。
JR東日本は8日から、新幹線の利用客に除菌用のウエットティッシュを配るなどしてお盆休みの感染対策を強化しているということです。
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JR東日本によりますと、午後4時半現在、東北・山形新幹線などの自由席の乗車率は、下りで5パーセントから20パーセントと大幅に低くなっています。
また、JR東海でも下りで最大70パーセントの乗車率と、例年よりは少なくなっています。
一方、空の便では羽田空港の出発ロビーで地方へと向かう家族連れなどの姿がみられましたが、全日空と日本航空によりますと国内線の下りの予約率はおよそ50パーセントにとどまっているということです。
高速道路は新型コロナの影響で渋滞予測が出せない異例の事態となっていますが、日本道路交通情報センターによりますと、午後4時現在で東名高速の上りで11キロの渋滞が起きているほか、目立った混雑はないということです。