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都“コロナ会議”最も深刻な警戒レベル維持

2020年8月13日 14:58
都“コロナ会議”最も深刻な警戒レベル維持

東京都は新型コロナウイルスの感染状況などについて分析する会議を開き、「都内全域、全世代に感染が広がっている」などとして、最も深刻な警戒レベルを維持しました。

東京都の会議で専門家は、新たな感染者が3日間で1000人を超えるペースで増え、感染経路が分からない人も高い水準で推移していると述べました。また感染が「全ての年齢層に拡大し、島しょ部を除く都内全域に広がっている」と指摘しました。

都は、引き続き「感染が拡大している」として、最も深刻な警戒レベルを維持しました。

一方、医療提供体制については、専門家から「ひっ迫してきている」という危機感が示されました。

東京都医師会・猪口正孝氏「入院患者数が増加しつづけ収束のきざしが見えない中、医療機関はその負担を強く感じております。特に無症状から軽症の患者の入院でかなり病院がひっ迫してきている」

これに対し小池知事は、病床の確保など受け入れ態勢の強化を引き続き図る考えを示しました。また、家庭内での感染が最も多くなっていることや、大学の寮での感染も確認されていることから、家庭や集団生活でも感染防止対策を徹底するよう呼びかけました。

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