東京コロナ“警戒レベル”1段階引き下げへ
新型コロナウイルスの感染者の減少が続いている東京都は、感染状況と医療提供体制について、状況が改善されたとして、警戒レベルをそれぞれ1段階、引き下げる方針を固めたことが分かりました。
東京都内では、新型コロナの感染が急拡大し、医療提供体制が危機的な状況に陥った第5波が収束し、現在は、感染者や入院患者が減少するなど、状況が改善されています。
そのため、東京都は、感染状況と医療提供体制について、警戒レベルをそれぞれ1段階、引き下げる方針を固めました。警戒レベルは4段階あり、感染状況は、上から3番目の「感染の再拡大に注意が必要」となり、医療提供体制は、これまでの最も深刻なものから、1段階引き下げます。
医療提供体制は、第3波の去年12月17日に最高レベルとなっていて、引き下げられるのは、およそ10か月ぶりとなります。