「大変心に残る思い出深い訪問に」両陛下の英訪問の思い 側近が明かす
6月の天皇皇后両陛下のイギリス訪問について、両陛下は「大変心に残る思い出深い訪問になった」と、ありがたく思われていると側近が明かしました。
天皇皇后両陛下の側近が11日明らかにしたところによりますと、両陛下はイギリス訪問について、王室やイギリスの方々に温かく迎えていただき、それぞれの訪問先では幅広い年代の人たちと和やかな雰囲気の中で打ち解けた話ができたと話されているということです。側近は、「大変心に残る思い出深い訪問になったことをありがたく思い、準備にあたった日英の多くの関係者に深い感謝の気持ちを持たれている」と語りました。
また滞在最終日、両陛下は初めてお二人一緒にオックスフォードを訪問されましたが、両陛下は留学中に学生として生活し、それぞれ思い出に満ちた場所を訪問し、懐かしい人たちに会えたことについて「大変うれしく思われている」ということです。
また、帰国の際、お住まいの御所で長女の愛子さまが笑顔で出迎えられたことも明かされました。
両陛下は、愛子さまに対し、イギリスの皆さんに温かく迎えていただいたことや王室の方々と旧交を温めることができたこと、オックスフォードでいろいろと懐かしい場所を訪ねてお世話になった方々と会ったことなどを伝え「充実した滞在になった」と話されたということです。
愛子さまは、両陛下が訪問を無事に終え、帰国したことを喜ばれていたということです。