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選手村跡地に水素ステーションがオープン パイプラインで街へ供給も可能 東京・中央区

2024年3月27日 14:55
選手村跡地に水素ステーションがオープン パイプラインで街へ供給も可能 東京・中央区

水素を街のエネルギーとして供給できる日本初の施設が、東京2020大会の選手村跡地にオープンしました。

27日、東京・中央区にオープンした「東京晴海水素ステーション」は、水素を燃料とする大型の燃料電池車両へエネルギー供給ができるほか、実用段階では国内で初めて地下のパイプラインを通して街へ水素を供給することができる施設です。

この水素は同じく中央区にある選手村跡地に設置された燃料電池に供給され、1時間あたり最大220キロワットが発電されます。

発電された電気は、マンション共用部の照明やエレベーターなどに利用されるということです。

水素の供給は29日から始まり、都は「水素が日常のエネルギーとして 広がっていくことを期待している」としています。