×

国交省、JAL社長を厳重注意 安全運航にかかわるトラブル相次ぎ

2024年5月27日 19:15
国交省、JAL社長を厳重注意 安全運航にかかわるトラブル相次ぎ

日本航空で安全運航にかかわるトラブルが相次いでいることを受け、国土交通省は日本航空の鳥取三津子社長を呼び、厳重注意を行いました。

日本航空・鳥取三津子社長「本日はこのようなご指導を頂戴するような事態を招いてしまいまして、誠に申し訳ございません」

日本航空をめぐっては、滑走路への誤進入や旅客機同士の接触、機長の過度な飲酒により、運航に影響が出たことなど去年11月から今月にかけ、安全にかかわるトラブルが5件、相次ぎました。

これを受け、国土交通省は「安全管理システムが社内全体に有効に機能しているとは言えない」とし、日本航空の鳥取社長を厳重注意し、来月11日までに再発防止策を提出するよう求めました。

鳥取社長は「状況を、解決をしていくことが経営の責任」だとし、トラブルの要因を検証し、分析を進めるとしています。