囲碁「名人戦七番勝負」芝野三冠が初防衛戦
25日から囲碁の七大タイトルのひとつ「名人戦七番勝負」が始まりました。去年、史上最年少で名人を獲得した20歳の芝野虎丸三冠が、二度の七冠独占を達成した31歳の井山裕太三冠を迎え、初の防衛戦に挑んでいます。
名人戦七番勝負は、都内で行われています。芝野三冠は去年、井山三冠の最年少記録を更新して19歳11か月で名人のタイトルを獲得、今回、初めての防衛戦を迎えました。
一方、挑戦者の井山三冠は二度の七冠独占後、芝野三冠にタイトルをひとつ奪われるなどし、三冠まで後退していましたが、先月、「本因坊戦」では芝野三冠の挑戦を退けています。
7つのタイトルのうち、あわせて6つのタイトルを持つ2人の頂上決戦となった名人戦七番勝負は、2日制の対局が7回にわたって行われ、先に4勝した方がタイトルを獲得します。