斉藤国交相、全国の鉄道事業者に安全の徹底求める データ改ざん問題
車輪と軸を組み立てる際のデータ改ざん問題などを受け、斉藤国交相が全国の鉄道事業者を集め、安全を徹底するよう求めました。
斉藤国交相
「安全確保は全てに勝る最優先事項であることは、今更改めて申し上げるまでもありません」
30日、JR各社など全国の鉄道事業者218社と3協会が集まり、緊急会議を行いました。
鉄道では、JR貨物をはじめ5社で、車輪と軸を組み立てる際のデータ改ざんが判明したほか、東北新幹線で連結部分が外れるなど、ことしに入り、安全をめぐるトラブルが相次いでいます。
斉藤大臣は、「安全確保は輸送における最も基本的で重要な使命だ」とした上で、現場と本社の連携を確保することなどを求めました。