東京で211人 比パブで“クラスター”
東京都は3日、新たに211人が新型コロナウイルスに感染していたと発表しました。都内の感染者は、5日ぶりに200人を超えました。
東京都内の新たな感染者は、10歳未満から90代までの男女211人で、このうち6割近い120人は今のところ感染経路が分かっていません。
感染経路別では、家庭内感染が43人で最も多く、次いで病院などの施設内感染が15人、夜の街と関係する人は11人いました。
葛飾区内のフィリピンパブ「ニューパブ リーサ」では、女性従業員ら8人の感染が確認され、先月29日以降、この店の感染者は15人にのぼり、クラスターが起きたとみられます。
区によりますと、この店では、感染防止策を実施していることを示す、東京都の虹色のステッカーを掲示していたということです。
また、足立区にある「水野介護老人保健施設」では、高齢の入居者3人の感染が確認され、この施設の感染者は18人となったほか、豊島区の「一心病院」でも、新たに高齢の入院患者5人が感染し、この病院の感染者は8人となりました。
一方、新たに80代の女性の死亡も確認されました。都内の感染者は2万1339人で、死者は365人となりました。