東京オリンピック・パラリンピックを来年に控え、警視庁は官民一体となったテロ対策を推進しようと、ホテルのスタッフ向けにテロ対策の講義を行いました。

テロ対策の講義は１５日午前、目黒区のホテル雅叙園東京で行われ、新入社員など約７０人のホテルスタッフが参加しました。

新型コロナウイルスの感染防止のため、会場は目黒警察署とリモートでつながれ、モニターを通して警視庁公安部の担当者が、日本が接した国際テロの実例などを紹介したほか、不審な外国人がチェックインに訪れた際に従業員が通報するロールプレイング型の訓練も行いました。

東京オリンピック・パラリンピックを来年に控え、警視庁は、コロナ禍においてもこうした取り組みを重ね、官民の連携を強化していきたいとしています。