警視庁がコロナ感染防止対策ガイドライン
警視庁は、警察官の新型コロナウイルスへの感染リスクを分析し、全国の警察で初めて具体的な感染防止対策などのガイドラインをまとめました。
ガイドラインは、逮捕や取り締まりなど、不特定多数の人と接触し、新型コロナウイルスへの感染リスクが高い警察官に対策の目安を示すため、警視庁が、全国の警察で初めて策定したものです。
ガイドラインでは、警察官はマスクを原則着用とし、感染が疑われる人などと近距離で接触する際には防護服を着用することなどが具体的に示されました。
また、警察官が感染した際に隔離する職員を速やかに指定するため、「濃厚接触者」のほかに「軽度接触者」というカテゴリーを設けています。
「軽度接触者」は、「濃厚接触者」にはあたらなくても、感染者が発症したおおむね2日前から近距離で接触したり、閉鎖空間で一緒にいたりした職員などと定義しています。
該当者は一定期間の在宅勤務にするとしていて、現在は5日間程度の在宅勤務で運用しているということです。