【台風7号】千葉で強風による被害相次ぐ 「高齢者等避難」発令で91人避難(午後4時時点)…千葉・南房総市は
台風は暴風域を伴って非常に強い勢力で、千葉県に近づきつつあります。房総半島南部にある南房総市から中継です。
南房総市では現在、大雨警報・暴風警報・波浪警報が発表されています。
台風7号の接近に伴い、雨は次第に強さを増していて、昼過ぎから横なぐりの雨が続き、視界が悪い状況になっています。海を見てみますと、白波が立ち岩場の高さを越えるような波が打ち付けられ非常に荒れた状況です。
南房総市によりますと、市内では強風により看板や木が倒れる被害が出ているということです。また倒木により県道89号線の片側一車線の道路の半分がふさがれましたが、現在は解消されているということです。
また、住宅のシャッターの前には土のうが置かれています。強風でシャッターが浮き、家の中に雨が入るのを防ぐための対策ということです。この住宅では、2019年の台風の際に扉が外れてしまったということです。今回の台風で再び外れてしまわないよう、粘着テープで補強されています。
また、エアコンの室外機の上にはブロックが置かれています。住民の方は2019年の台風で多くのモノが飛んできたことから、今回はモノが飛ばないよう対策しているということです。
南房総市では「高齢者等避難」の避難情報が発令されていて、16日午前6時から市内の7か所で避難所が開設されています。午後4時時点で合わせて91人が避難しているということです。