群馬県内の養豚場で家畜伝染病の「豚熱」
26日夜、群馬県は、県内の養豚場で家畜伝染病「豚熱=CSF」が発生したと発表しました。国内の養豚場での発生は半年ぶりです。
「豚熱=CSF」の感染が確認されたのは、高崎市内の養豚場の子ブタ3頭です。25日、群馬県がこの農場から「ブタの死亡が増加している」との通報を受け、精密検査を行ったところ感染が判明したもので、この養豚場のすべてのブタおよそ5400頭を殺処分するということです。
今月初旬から子ブタに下痢の症状などが発生し、これまでに200頭以上が死んでいました。
一方、この養豚場は、夏頃から県内で相次ぐブタの盗難被害にはあっていないということです。
2018年、国内で26年ぶりに感染が確認されて以降、群馬県の養豚場での発生は初めてで、国内の発生も半年ぶりです。