東京都 第二波死亡率は第一波より減少
東京都が、先月末までの新型コロナ感染者のデータを集計した結果、第一波の時の死亡率は5.85%でしたが、第二波では0.5%に減少していたことが分かりました。
都内で初めて新型コロナの感染者が確認された1月24日から先月30日の間、死者は408人で死亡率は1.59%、70代以上は14.27%でした。
期間ごとに区切ってみると、第一波の感染拡大が含まれる1月24日から5月31日の間の死者は306人で、死亡率は5.85%でした。70歳以上の死亡率は24.59%でした。
一方、第二波とみられる6月1日から9月30日の間では、死者は102人で、死亡率は0.5%で、第一波と比べ大きく減少しています。
第一波では、複数の病院や施設で高齢者を中心に大規模なクラスターが発生したことなどが影響したとみられ、都は、高齢者に感染を広げないことが重要だとしています。