“テレワーク週2~3日は、全くしない人より幸福度が高い” 厚労省調査で判明
テレワークを週に数日する人の方が、全くしない人よりも幸福度が高いと感じていることが、厚生労働省による調査で明らかになりました。
閣議決定した「過労死等防止対策白書」では、新型コロナウイルスの感染拡大による労働時間への影響や、テレワークと睡眠時間の関係などを調査しました。
コロナ禍で拡大したテレワークですが、睡眠時間の関係については、テレワークの頻度が高い人ほど睡眠時間が長いということです。また、週に一度もテレワークをしていない人よりも、週に2~3日程度する人の方が幸福度が高いと感じていることが明らかになりました。
一方、週に60時間以上働いた人の割合は前年より減少したものの、所定外労働時間は新型コロナの感染拡大の影響で減少していた去年よりも増え、運輸、郵便業ではおよそ2.6%の増加となりました。
そのほか、働き方改革など労働環境に関する法整備が進んだことで、精神障害が過労死の原因だと認められる件数が増加したということです。