調布陥没“早期原因究明を”国などに要請書
18日、東京・調布市の住宅街で道路が陥没した問題で、調布市は現場の地下でトンネル工事を行っていたNEXCO東日本や国などに対して20日、早期の原因究明などを求める要請書を提出しました。
この陥没は18日、調布市の、外環道の大規模なトンネル工事が行われていた真上の住宅街で発生したものです。
調布市が20日に国土交通省やNEXCO東日本などに対して提出した要請書では陥没が発生した原因の早期究明のほか、原因がトンネル工事と関係があった場合の再発防止策や、安全性の確認などについて求めています。
調布市では、今年2月以来、市民から、騒音や振動の苦情が寄せられていたということで、市長は会見で、「迅速に原因を解明して、住民の不安解消のため、事業者には対応を願いたい」と要請しました。