“保守分裂”富山知事選 新人・新田氏当選
25日に投票が行われた富山県知事選挙は、新人の新田八朗さんが保守分裂の激しい選挙戦の末、現職を6万票余りの差で破って当選しました。
富山県知事選挙の開票結果です。
新田八朗(無所属・新)28万5118票 当選
石井隆一(無所属・現)22万2417票
川渕映子(無所属・新) 2万5085票
富山県知事選挙は新人の新田さんと現職の石井知事による51年ぶりの保守分裂選挙でした。自民党県連は現職を推薦しましたが、新田さんは、富山市長や自民党の一部の地方議員などから支持を得たほか、日本青年会議所の会頭を務めた経験などから企業経営者の支援も得て、現職に6万票余りの差をつけて圧勝しました。富山県知事選挙で新人が現職を破ったのは初めてです。
投票率は60.67%で、知事選で過去最低だった前回4年前を25ポイント余り上回りました。