全国初 コロナ重症者専用の病棟 神戸市
新型コロナウイルスの感染者を受け入れている神戸市の中央市民病院に、全国初の重症者専用の病棟が完成しました。
神戸市の中央市民病院では、ことし4月、院内感染が相次ぎ、職員や患者などの30人以上が感染しました。
病院では感染リスクを抑えるため、駐車場に重症者専用の病棟を新たに設置。人工心肺装置「ECMO」が1台導入されたほか、36の病床すべてに人工呼吸器が備えられ、カメラで遠隔で患者の様子を確認することができます。
神戸市立医療センター中央市民病院・木原康樹院長「適切な安全管理のもと(専用病棟を)運用して、コロナに罹患された方々の健康回復に尽くしたい」
すべての病床で重症患者の受け入れができる病棟は全国初で、運用は9日からです。