五輪・パラ組織委 国際大会開催で意見交換
新型コロナウイルスの感染拡大後、日本国内で初めてのオリンピック競技の国際大会が開催されたことを受け、大会主催者と東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会が意見交換を行いました。
意見交換会では、8日に開催された体操の国際大会でのコロナ対策について情報の共有が行われました。
選手は来日2週間前から隔離生活を行い、来日後も移動はホテルと競技会場のみに制限、毎日のPCR検査などが義務付けられました。
大会を主催した国際体操連盟の渡辺会長は今回の対策は「成功」とした上で「選手団が危機感を共有し理解してルールを守った。これがオリンピックの選手団にも共有化できればいい」と語りました。
また、内村航平選手が大会に出場できたものの検査で「偽陽性」になったことについて組織委員会は「結果オーライにするのではなくIOC、国際競技団体、WHOと意見交換しながらルールを作る」としています。