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日本勢で19年ぶり 囲碁世界一の一力遼三冠が帰国 喜び語る

2024年9月9日 20:03
日本勢で19年ぶり 囲碁世界一の一力遼三冠が帰国 喜び語る

囲碁の国際棋戦で19年ぶりに日本勢の優勝を決めた一力遼三冠が帰国し喜びを語りました。

8日、囲碁の国際棋戦、応氏杯世界選手権の対局で日本の一力遼三冠が優勝を決めました。国際棋戦で日本の棋士が優勝するのは19年ぶりとなります。

9日、帰国した一力三冠は少年時代から通う道場の子どもたちに迎えられ喜びを語りました。

一力遼三冠(27)
「非常にうれしく思っております。(囲碁は)言葉は通じなくても盤上で心を通じ合わせることができるのがひとつ大きな魅力」

通っていた道場を主宰・洪清泉四段
「昔から待っていた悲願。王の帰還です。子供たちにとってはヒーロー、英雄ですから」

一力三冠は今回の賞金40万ドル日本円でおよそ5700万円について囲碁界の発展に使いたいと語っています。