羽生善治九段が鹿児島入り、竜王戦第4局へ
将棋の羽生善治九段(50)がタイトル獲得通算100期目をめざす竜王戦七番勝負は、26日からの第4局を前に、羽生九段らが対局場のある鹿児島県指宿市に入り、ファンらの歓迎を受けました。
正午すぎに鹿児島空港に到着した羽生九段は、指宿市で相手の豊島将之竜王(30)らと合流し、市内の小学校を訪れると、幼稚園の子供から高校生までのおよそ80人に出迎えられました。
羽生九段は、福島市で行われるはずだった第4局を、体調不良のため延期していましたが、「退院の後、対局もして普通の状態に戻ったかなと感じる」「キャンセルする形となってしまった福島の人たちには、いつの日か、なんらかの形でお返しすることができたら」と記者に語りました。
1勝2敗と羽生九段が負け越している竜王戦七番勝負の第4局は、26日9時に対局が始まり、27日午後には終局する見通しです。