東京五輪 無症状の“陽性”選手は再検査
東京オリンピック・パラリンピックの新型コロナ対策会議で、症状がないのに検査で「陽性」となった選手について、ただちに再検査を行う方針などが確認されました。
政府、組織委員会、東京都のコロナ対策会議が行われ、選手の検査方法や観客の対策などの具体的な中間整理をまとめました。
選手の検査については、入国前から定期的に行い、選手村に入ってからも4─5日間隔で検査を行うということです。無症状で「陽性」となった場合、「偽陽性」の可能性もあるため、ただちに再検査を行います。誤った診断で選手が出場機会を逃すのを避けるねらいです。
また、選手の濃厚接触者の対応については検討が必要だとし、結論は春頃に持ち越されました。
一方、海外の観客については、2週間の隔離をしない代わりにアプリなどによる行動や健康管理を検討するとしました。
今後、IOCなどと運営方法を含めて協議し具体策を決定していくということです。