「歌会始の儀」感染症対策取り実施~宮内庁
宮内庁は、新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」について、参列者を大幅に減らし、感染症対策を取った上で実施すると発表しました。
宮内庁は、新年恒例の宮中行事である「歌会始の儀」や「講書始の儀」について、来年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参列者を大幅に減らし、例年と配置を変更して実施すると発表しました。
来月15日に行われる「歌会始の儀」では、今年の招待者101人に対し、来年招待するのは5人とし、宮殿行事として初めてアクリル板を設置し、歌をよみあげる人はフェースシールドを使用するということです。
12日の「講書始の儀」も陪聴者を大幅に減らし、参列者の間隔をあけて行うということです。
宮内庁は、「それぞれ伝統のある行事なので、できる限り従来と同じように実施できるように検討を進めた」としています。