東京都9人の死亡確認 宣言解除後で最多
新型コロナウイルスの感染拡大が続く東京都内で、新たに460人の感染が確認されました。また、緊急事態宣言解除後では、最多となる9人の死亡も確認されました。
東京都内の新たな感染者は、10歳未満から90代までの460人で、感染者数が比較的少ない火曜日では、初めて400人を超え、これまでで最も多くなっています。
感染経路別では、依然として家庭内感染が62人で最も多く、次いで、職場内感染が31人、施設内感染は28人でした。
30代の夫婦は、一緒に旅行に行った友人から感染したほか、30代と40代の男性は、それぞれ草野球などのスポーツをしたあとで、大人数で飲み会をして感染していました。
都内の感染者は、先週と比べ増加傾向にあり、担当者は、「どこでもコロナに感染するという前提で、注意して行動しないと感染拡大は抑えられない」と話しています。
一方、高齢者施設で感染するなどした70代から100歳代の9人の死亡も確認されました。一日で9人の死亡が確認されるのは、緊急事態宣言解除後では最多です。
都内では今月に入り、34人の死亡が確認されていて、このうち15人は、高齢者施設などの施設内感染でした。
都内の感染者は4万7990人で、死者は547人となりました。