東京五輪 野村萬斎さんらの演出チーム解散
来年に延期された東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式をめぐり、狂言師の野村萬斎さんらの演出チームが解散し、新たなチームが演出を手がけることがわかりました。
東京大会の開閉会式は、野村萬斎さんを総合演出とし、映画監督の山崎貴さん、歌手の椎名林檎さんら7人がプロデュースする予定でした。
しかし、大会関係者によりますと、新型コロナウイルスの影響で式の簡素化や演出を大きく変える必要があり、野村さんらのチームは解散し、新たな演出チームがつくられることになったということです。
そのトップは、今までのメンバーの1人だったCMクリエーターの佐々木宏さんで、前回のリオデジャネイロ大会の閉会式で行われた東京大会への引き継ぎセレモニーなど、オリンピック関連の演出を数多く手がけています。
一方、野村さんは組織委員会のアドバイザーに残る予定で、23日午前10時半から野村さん本人も出席して正式に発表される予定です。