IR誘致“住民投票条例案”へ審議 横浜市
カジノを含むIR(=統合型リゾート)施設の誘致をめぐり、横浜市議会で住民投票を行うための条例案の審議が始まりました。
カジノを含むIRをめぐっては、横浜市が山下ふ頭への誘致を目指していますが、これに反対する市民団体が誘致の是非を問う住民投票の実施を求めています。
先月23日、必要な署名数が集まったことから、市民団体は住民投票を行うための条例の制定を横浜市に請求し、これを受けて市は6日、議会を招集し審議を始めました。
林市長は住民投票について「賛成または反対と一言で言い尽くせない」としたものの「これまで議会で積み重ねてきた議論との関係でも困難な問題がある」「費用対効果の観点からも課題がある」と述べました。
市議会は8日、本会議で採決するとしています。