能登豪雨で浸水被害…仮設住宅、年内めどに再入居の見通し
石川県能登半島を襲った大雨で水に浸かった仮設住宅について、県は、年内をめどに再び入居できるようにする見通しを示しました。
21日の大雨では、輪島市と珠洲市にある仮設住宅200戸余りが、床上まで水に浸かりました。
県は29日、床や壁を交換したり消毒したりして、仮設住宅をそのまま復旧させ、年内をめどに再入居できるようになるとの見通しを示しました。ただ、いったん別の場所に転居する必要があるうえ、床のかさ上げも行われません。
入居者
「どうしようもないわね」「生活用品とか電化製品、買いそろえたところでこれになったので…」「避難所では私らもう生活できない。いっぺん経験しているけど」「それ(再入居)までちょっと我慢かなと思う」
馳知事は、「住民の意思を踏まえて、修繕や安全対策をしたい」としています。